インフルエンザの女性のイメージ 冬に猛威を振るうインフルエンザウイルスには、A型、B型、C型のウイルスがある事でも有名ですが、特にその中でもインフルエンザA型ウイルスは、インフルエンザの種類の中でも爆発的に感染力の高いウイルスです。
また、世界的なインフルエンザの大流行の際には、最も流行性が高いのもインフルエンザA型です。
そしてインフルエンザウイルスは増殖速度が速く、潜伏期間が他のウイルスに比べて短いという考え方をされています。
注意をしなければいけないのが、潜伏期間中でも感染力が強く、症状が出ていなくても他の人に移してしまう場合がありますのでうがい手洗いは徹底して予防してください。
特にインフルエンザA型に関しては感染力が高いですので感染を疑ったら、他の人に移さないように注意をしなければいけません。

インフルエンザの潜伏期間ってどれくらい?

ウイルス インフルエンザウイルスは感染しても、すぐに発症する訳ではありません。体内にウイルスが入ってから症状を発症するまでに多少時間がかかります。
そして、発症するまでの時間のことを潜伏期間といいます。また、インフルエンザA型、B型、C型では潜伏期間の大差はありません。
しいて言えばインフルエンザA型は一番感染力が強い傾向があると言われています。この潜伏期間中は他の人への感染のリスクがあります。
症状が無くてもウイルスが体内に入り、感染している時点で他の人にも移してしまいますので、注意が必要です。
インフルエンザウイルスの潜伏期間は比較的短く、一般的には1日から3日の潜伏期間となります。
しかし、潜伏期間にはそれぞれ個人差があり、厚生労働省が発表している情報では12時間から48時間とされています。
中にはウイルスが体内に入ってから7日後に発症した例も報告されていますので、あくまで平均値の潜伏期間となります。
そして、感染の疑いから3日以上経過したからと言って油断は禁物です。少なくとも感染の疑いから1週間は様子を見ます。
口や鼻から入ったインフルエンザウイルスは、粘膜から体内に侵入します。その体内に侵入するまでにおよそ20分から30分ほどの時間がかかりますので、この間にウイルスを除去する事が出来れば感染の恐れは低くなります。
その為、普段からこまめな水分補給やうがい手洗い等は大切です。特にインフルエンザA型ウイルスは爆発的にウイルス増殖速度が速く、感染力も強い為、たった一つのインフルエンザウイルスでも体内に入ると驚異的な速さで増殖します。
感染後8時間で100個程度、16時間後では1万個、24時間後では100万個以上となることもあり、100万個を超えてくるとインフルエンザ特有の症状が発症します。
そして、その細胞が増殖され続けて症状が発症するまでの期間が潜伏期間となります。ウイルスが増殖している間の潜伏期間は個人差があり、全ての人が感染後24時間で症状を発症するとは限りません。
一度に沢山のウイルスが体内に入れば体内のウイルスが早い時間で増殖されますので症状も早く現れます。
また、体内に入ったウイルスが少ない場合は、ウイルスが増殖するまでに時間がかかりますので症状の発症も同様に時間がかかる場合もあります。
その為最短では感染後12時間ほどで症状が発症し、特に多く見られるのが感染後2、3日後の発症となります。
インフルエンザの潜伏期間は症状が特に現れない為、残念ながらインフルエンザに感染していることは分かりません。症状が出てから初めてインフルエンザを疑う事になります。
その為潜伏期間中である本人はおろか、周りの人も感染している事に気づきませんので感染経路は更に広がってしまいます。
インフルエンザが流行している時期は、自覚症状のない潜伏期間中の人が気づかずに活動している事も少なくありません。

インフルエンザの予防方法について

また、自分が感染している事も考えられます。さらなる感染の拡大に加担しないようにマスクなどを着用し予防する事は必要です。
そしてインフルエンザウイルスは乾燥している冷たい空気を好みます。マスクを着用する事でのどや鼻の乾燥を防いでくれます。
また部屋の空気は乾燥させないように加湿器を使用する等注意をし、うがい手洗いやアルコール除菌などを行う事でインフルエンザ予防に繋がります。
そして口内環境を清潔に保つことも重要です。インフルエンザは不衛生な口内環境を好みますので、たった一度歯磨きを怠ってしまったというだけでも感染に繋がる場合があります。
潜伏期間中は自覚症状がありませんので日ごろからの予防は必須です。また個人差があり潜伏期間も曖昧ですので些細な事でも予防を怠っていれば感染リスクは高まります。
自分もインフルエンザに感染しないように、周囲の人にも感染させないようにするのは社会的に常識ですので予防はしっかり行いましょう。

インフルエンザの症状はどんな感じ?

インフルエンザA型は、潜伏期間、発症期間、回復期間の時間経過とともに発症する症状が異なります。
潜伏期間は体内にウイルスが入って症状が発症するまでの時間ですので特に身体的な変化は感じられません。
インフルエンザウイルスはたった一つのウイルスが一日で100万個以上に増殖し、100万個を超えると身体的な症状が発症します。
そして全身に回った増殖しすぎたウイルスを撃退する為、インフルエンザに感染すると高熱を出して体が体を守ろうとします。
そして、ウイルスが増殖され続けている潜伏期間を経て発症期間に入ります。発症期間は身体的に様々な症状を及ぼします。
発症初期ではほとんどの人に悪寒や関節痛が見られ瞬く間に高熱に至るといった症状が多いのが特徴です。
高熱を中心に悪寒や関節痛だけではなく、食欲不振、体の節々の痛み、頭痛、倦怠感、吐き気、激しい咳やくしゃみ、めまい、下痢、体の震え等この他様々な症状を発症します。
インフルエンザA型は熱も38度以上となる事が多く40度を超える事もまれではありません。その為小さい子供や高齢者の方は高熱による体力消耗に十分な注意が必要です。
回復期では熱が下がり体も楽になってくる期間です。体力も回復し、ようやく動けるようになりますが、この回復期でもインフルエンザウイルスは体内に残っていますので、他の人に感染させてしまう恐れは十分に考えられます。
熱が下がってから2、3日はウイルス拡大の恐れがありますので、最低でも解熱後2日間は療養が必要です。風邪も同じような症状を発症しますが、風邪の場合は症状の進行が緩やかで鼻水や咳、のどの痛み等が主な症状です。
インフルエンザA型は、38度以上の急激な高熱が起こり、全身の倦怠感や関節痛、筋肉痛などの症状が現れる事ですので、風邪と思っていても激しい悪寒や関節痛が見られる場合はインフルエンザA型の可能性が高い事も考えられます。
そして風邪の場合は一年を通して発症する事が多いですが、インフルエンザの場合は11月から3月にかけて冬季に流行し、発症する事が多く見られますので発症する時期にも要注意です。
また同じインフルエンザでもインフルエンザA型とB型では流行や症状も違ってきます。インフルエンザB型は急な発熱ではなく、微熱や平熱という症状が多いのが特徴です。
また下痢や吐き気、嘔吐などの症状が多く、症状も長引きやすくなります。また流行する時期もインフルエンザA型の大流行が落ち着いてきた2月から3月の流行が多く見られます。
その為インフルエンザA型に感染して、流行が落ち着いてきた頃に再度B型に感染するという事も珍しくありません。
インフルエンザB型に比べインフルエンザA型の方が強い症状を発症するのが特徴です。同じインフルエンザでも悪寒や高熱、関節痛、全身の倦怠感が激しく起きてられません。
またB型はインフルエンザA型ほどの感染力はありません。しかし、インフルエンザ自体感染力の強いウイルスですので、インフルエンザA型同様注意は必要です。
そして高熱が出ない場合にも悪寒や関節痛、筋肉痛といったインフルエンザと同じ様な症状が起こる場合がありますが、熱が出なくてもインフルエンザに感染している可能性が高いため、インフルエンザを疑ってください。
高熱が出ない原因としては、インフルエンザB型に感染している、インフルエンザの予防接種を受けていた、風邪薬を飲んでしまい発熱を抑えてしまっていた等の原因が考えられます。

高齢者のインフルエンザは発熱が無いこともある

高齢者は身体がウイルスと戦う為の防御機能が低下している為発熱しない場合があります。
インフルエンザウイルスが引き起こす発熱などの症状は身体の免疫力がウイルスと戦っている証拠です。
その為むやみに熱を下げる事はウイルスを撃退するためにいいことではありません。しかし、体力消耗がひどい場合は解熱剤を使用する事は必要です。

インフルエンザ発症から3日間が感染力が強い

咳をする女性 インフルエンザの感染力は強い為、感染の疑いがある人が身近にいる場合注意が必要です。
インフルエンザウイルスは体内に入って、発症するまでの潜伏期間から他の人に感染します。
そして解熱をしてからも2、3日は体内にインフルエンザウイルスが残っている為他の人に感染する恐れがあります。
インフルエンザウイルスは体内に入ると猛烈な勢いで増殖し、悪寒や関節痛、発熱などの症状が発症してから3日間はそのウイルスの数が最も多く、活動も活発です。
ウイルスが活発に活動をしているこの時期は、インフルエンザによる強い症状が現れるだけではなく、ウイルスの排出量も多い為感染力が一番強い時期でもあります。
特にインフルエンザA型は感染力が強い為、世界中で発症し、大流行が起こる事も珍しくありません。
また、熱が下がって再びぶり返してしまった場合、再度ウイルスが活発化しているという事ですので、強い感染力があります。
要は、高熱などの症状が強く出ている間はウイルスが活発に動いている為、感染力の強いウイルスが体内から排出されやすい、という事です。
ほとんどの人ではインフルエンザを発症して3日間程で症状も落ち着いてきますが、症状がぶり返ってしまったり、長く症状が起こっている場合では3日以上に渡って感染力が強くなる事も考えられます。
そして、インフルエンザウイルスの活動が弱まってくるとそれと同時に感染力も弱まっていきます。
しかし、症状が軽くなり、体が動けるようになる解熱後も体内のウイルスは残っていますので、全く感染しない訳ではありません。
インフルエンザウイルスは感染力が弱くても体の抵抗力が低下している事によって感染します。
また、インフルエンザA型は人間だけではなく、他の動物にも感染します。
その中でも鳥インフルエンザがテレビでも話題に上がる事があり、認知度も高いですが、他に豚や馬、くじらやアザラシ、ミンクなどの感染も報告されています。
そして人間以外の動物に感染する事によって、その動物が持つウイルスと結合してしまい、更に強いウイルスへ変異します。
そして、そのウイルスは動物から人間に感染します。そうした経緯から、インフルエンザA型が変異した、深刻な新型インフルエンザウイルスが登場してしまい、世界で大流行した事実は遠い過去の話ではありません。

インフルエンザに何度も感染する理由

その為一度インフルエンザに感染しても、その時期によってインフルエンザウイルスが変異していれば、何度でも感染する可能性があります。
インフルエンザウイルスはそのウイルス単体で増殖する事は出来ません。
生体に感染する事によってその細胞の中で自分の遺伝子をコピーし、ようやく増殖が出来るようになります。
つまり人体や生物に感染しない限りウイルスが増殖される事はありません。
しかし1つのウイルスからありえない程の数の増殖がされますので、沢山の人々や動物に感染をきたす驚異のウイルスであることには間違いありません。
インフルエンザウイルスはいくつか種類があり、その中でもインフルエンザA型、B型、C型が人に感染します。
インフルエンザA型は他の動物に感染する事が分かりましたが、B型又C型に関しては人から人へとしか感染しません。
つまり、B型もC型もウイルスが変異する事はまれだという事です。インフルエンザB型は感染力は強いですが、インフルエンザA型程感染する可能性は低い傾向があります。
またC型は感染力が最も低いインフルエンザウイルスで感染する事もまれです。感染しても風邪程度の症状で終わってしまう傾向があります。
インフルエンザの感染の多くは飛沫感染によることです。その他にも空気感染、接触感染によって感染します。
マスクの着用や、手洗いうがい等はインフルエンザ予防となりますので感染を予防するためには日ごろからの注意が必要です。